ひきこもり生存戦略

ひきこもりなど、生きづらさを抱える人であっても、生き残れる方法を模索するブログ

2015-05-12から1日間の記事一覧

連帯、人との会話――それと、芸術の役割

人と話さなくてもいい、とぼくは考えているけれど、それは残酷な考えかもしれない。 気の合わない人とは無理につきあう必要はない、とぼくは思っている。 でも、ぼくを気にかけてくれる人でも、ぼくと気の合わない人はいる。 その人に対して、別にぼくはあな…

中高年ニート・・・というよりも、社会参加の否定

中高年ニートについてのニュースがやっていた。 バッシングに似たコメントをキャスターがしていたので(おなじみの甘えているとか、信じられないとか)、すぐにチャンネルを変えたか、消したか、その場を離れた。 十年前(や、そのまたさらに前)と同じ過ち…

怒ったときって、どうすればいいんだろう?

怒ったときって、どうすればいいんだろう? そういうことを、考える。 我慢するのは、よくない。しかし、相手の怒りに対して、反射して怒りをぶちまけるのも、よくない。 たぶん、冷静に、傷ついたとか、なにか思っていることを話せるのがいいのだと思う。 …

海外

アジアハイウェイ、というドキュメンタリーを見た。 NHKのものだ。 ぼくは、あまりテレビを見ない。一番好きなのはNHK教育。次に好きなのは海外の旅番組。それ以外は、あまり見ない。あえて言うなら、ニュースとかドキュメンタリーとか映画とか。 トル…

神さまのことについて、または永遠の地獄の否定

永遠の地獄というのを、ぼくは信じていない。 なぜなら、それはあまりに、人間的だからだ。 だって、独裁者は、気に入らない人間を、死ぬまで収容所に放り込んだり、死刑にしたりする。永遠の地獄という概念は、この収容所や死刑の延長線上にあると思う。 独…

死刑賛成派だったぼくが、反対派になったわけ

記憶をたどれば、高校三年生のある時期までは、死刑賛成派だったはずだ。 なんでそんなことを覚えているのかといえば、うちの高校は一年ごとにクラス替えがあり、三年生のときだけ一緒だったクラスメイトで、死刑反対派だった人から、ぼくは死刑に賛成してい…

動物実験の是非

昔、高校のときに読んで、心に残った英文が、ネットで公開されていたので。 動物実験が駄目なんじゃないの、という理由が書いてある文章。 動物実験なしで、細胞に関するテストや組織培養をしたり、コンピューターシミュレーションをしたりできるということ…

犯罪者の気持ちがわかる気がするとき

最初に、殺人者の気持ちがわかる、と思ったのは、中学生のころだったろうか。池田小学校の大量殺人者について、そう思った。ぼくが記憶している、最初の「やばい」作人者は、「さかきばらせいと」という人間だった。漢字は書かない。この人物は十四歳で、若…